一体薄毛に効くAGA治療薬はどれ?その効果と副作用
AGAが原因の薄毛に効果がある治療薬の効果とその副作用についてご紹介します。最近ではドラッグストアなどで薄毛に効くと話題の商品がたくさん販売されていますが、実際に薄毛治療の効果が認められているのはAGA治療薬のみです。
この記事は科学的に効果が認められている薄毛治療薬のみをご紹介します。
この記事の目次
薄毛に効くAGA治療薬とは?
日本皮膚科学会が策定している「男性型脱毛症診療ガイドライン」では、ミノキシジル外用療法とフィナステリド内服治療が薄毛治療に効果があると認められています。
また、ガイドラインに記載されていないサガーロも、薄毛治療に効果があることが認められ、2015年9月に厚生労働省から認可を受けています。
効果あるとされているAGA治療薬
個別の薄毛のタイプに合わせてAGA治療薬を組み合わせて処方するAGAクリニックもありあすが、それでは薄毛の治療効果が実際に認められているAGA治療薬を見ていきましょう。
サガーロ(デュタステリド)
サガーロは、2015年に厚生労働省から認可を受けて、翌年の2016年発売された新しいAGA治療薬です。有効成分であるデュタステリドは、もともと前立腺肥大の治療薬として使われていましたが、薄毛の治療にも有効であることが分かり、AGA治療薬として再開発されたものです。
ミノキシジル
ミノキシジルは、1970年代にアメリカ合衆国で開発された降圧薬を応用し、開発された薄毛治療薬です。AGA治療おける「第一選択薬」として推奨され、AGAへの有効性が認められています。ミノキシジルには血管拡張作用による血行の促進作用があり、髪の毛の成長を促します。
プロペシア(フィナステリド)
フィナステリドを主成分とするプロペシアは、AGA治療を専門とするクリニックで処方される薬です。フィナステリドは、男性型脱毛症診療ガイドラインの薄毛の治療効果が認められている成分で、ミノキシジルとは異なった治療効果を発揮します。
そのため、プロペシアとミノキシジル、2つの治療薬の併用を勧めるAGA専門クリニックが多いです。
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