亜鉛はハゲを改善させるという噂は本当なのか?

2018年10月3日

育毛剤やサプリなどの広告で「亜鉛は薄毛に効果的」「亜鉛でハゲが改善される」といったキャッチコピーを見かけたことはありませんか?また各種メディアにおいても亜鉛はハゲ改善に効果的と紹介されたりしていますが、実際のところどうなのか気になりますよね…

たしかに亜鉛は薄毛改善の強い見方であることは事実ですが、過剰に摂取するとかえって脱毛の手助けをしてしまう諸刃の剣だったんです!ただし適正な摂取量さえ注意すればハゲの改善に大きな期待が持てるので安心してください。もちろん亜鉛の適正な摂取量も大事ですが、効率よく摂取するために生活習慣の見直しも必要になってきます。

ハゲ改善のために亜鉛を摂取するメリット

亜鉛の主な働き

  • ケラチンの生成
  • 5αリダクターゼ酵素の抑制

健康な髪の毛を生やすためには頭皮環境を健やかに保つ必要があります。亜鉛が不足してしまうと免疫力の低下により皮膚炎や感染症のリスクが高まるだけでなく、頭皮の健康が損なわれてしまいます。亜鉛は髪の毛の生成だけでなく抜け毛の抑制にも大きな効果を発揮します。

亜鉛は普段の食生活から摂取することが可能ですが一般的に亜鉛と聞くと「牡蠣」とイメージする方が多いようですが牡蠣以外にも摂取可能な食物は多く存在します。

亜鉛が薄毛に効果的な理由

髪の毛の90%以上を占めているといわれているケラチンの生成に必要な栄養素の1つが亜鉛です。体内でたんぱく質がアミノ酸に分解され、そのアミノ酸がケラチンになるために亜鉛が必要になります。言い換えると亜鉛が体内で不足してしまうと健康な髪の毛は作られないということになります。

一方で髪の毛は生成されても抜け毛が多いと意味がないですよね?抜け毛とは悪玉ホルモンジヒドロテストステロンの働きにより起きてしまいます。亜鉛はその悪玉ホルモンを構成する要素の1つ5αリダクターゼ酵素を抑制してくれるのです。結果抜け毛防止のためにも亜鉛は必要な栄養素なのです。
⇒抜け毛のメカニズムについては「勘違いしてない?テストステロンはハゲの直接の原因ではなかった」を参考にしてみてください

亜鉛を含んだ主な食物

一般的に亜鉛を多く含む食べ物として「牡蠣」はよく知られているところですが、現実問題として毎日牡蠣を食べ続けることは難しいですよね?もちろん亜鉛を含んだ食べ物は他にも存在するので、継続して食べやすいものを選んだほうが効率的と言えるでしょう。

100gあたりの亜鉛の含有量は生牡蠣が断トツで多いですが継続して摂取していくという点でいうとレバーなどは亜鉛を多く含みますが、レバーに限らず肉類は全般的に亜鉛を含んでいるのでお肉であれば比較的摂取しやすいと思います。

亜鉛の過剰摂取はかえってハゲを進行させる

亜鉛は毛髪の生成や抜け毛防止に効果があるとはいえ過剰に摂取してしまうと脱毛の原因となり、かえって逆効果になります。亜鉛は適正量さえ守っていれば髪の毛にとってプラスの効果を発揮するので1日の摂取量はしっかり守りましょう。

脱毛以外にも亜鉛の過剰摂取は吐き気、嘔吐、めまい、頭痛など様々な悪影響を与えかねないので頭皮環境だけでなく体調不良の原因にもなるので注意が必要です。

亜鉛が及ぼす悪影響

亜鉛が頭皮環境にとって効果があるとはいえ過剰な摂取は厳禁です!それにより吐き気や嘔吐、めまい、頭痛など様々な悪影響を与え、体調不要を引き起こします。中でも深刻なのが「脱毛」の可能性があるということです。

亜鉛を過剰に摂取すると銅の吸収を妨げ、体内が銅不足に陥ります。銅欠乏症になると今度は鉄の吸収もうまくいかなくなるので貧血になりやすくなります。貧血を起こすことで頭皮は血行不良になり、毛根に栄養が行き渡らなくなると脱毛につながるという仕組みなんです!

適切な亜鉛の摂取量

出典:厚生労働省/日本人の食事摂取基準(2015年版) 亜鉛の食事摂取基準

厚生労働省が発表した日本人の食事摂取基準(2015年版)によると18歳以上の男性における亜鉛の1日の推奨摂取量は9~10mgとされ、耐容上限量は40~45mgと記されています。ただし体格には個人差もあるため必ずしもこの数値が絶対ではありませんが目安として特に上限の摂取量である40~45mgは超えないように注意しましょう。ただ普段の食生活で上限を超えるとすれば毎日生牡蠣を15個以上食べる計算になりますが、あまり考えにくいため毎日の食生活において上限の摂取量を超えることはほぼないので上限量については過剰に意識せず、安心して食事を楽しんでください。

また亜鉛は他の栄養素に比べて吸収率が悪く、体外に排出されてしまうという弱点があります。実際の亜鉛の吸収率はおよそ30%ほどなので摂取しているつもりでも十分摂取出来ていない人が多いようです。推奨摂取量+2mgくらい多めに摂取してちょうどいいと思います。

効率よく亜鉛を摂取するために生活習慣を改善しよう

体内吸収率の悪い亜鉛を効率よく摂取するためには、いかに身体に残せるか、いかに亜鉛の無駄な消費を抑えるかが重要になってきます。そのためには生活習慣の見直しが必須です。ただでさえ吸収率が悪い亜鉛を体内に残すための努力をする必要があります。

食品添加物の摂取は亜鉛の吸収を阻害する恐れがあります。コンビニの加工食品やインスタント食品などの偏食はせっかく摂取した亜鉛が体内に吸収されることなく排出されてしまうので気をつけておきましょう。

アルコールの分解に亜鉛を消費している

アルコールの過剰摂取は頭皮環境に悪い影響を与えることはよく知られています。これは髪の毛の生成や抜け毛抑制に必要な亜鉛をアルコール分解のために消費するためです。せっかく髪の毛を生成するために必要な亜鉛が体内に吸収されたとしても別の使い道で無駄に消費されてしまうのはもったいないですよね。

禁酒することでストレスを感じてしまうのは毛活にとって本末転倒なので、アルコールの摂取はほどほどにセーブしましょう。

過度の喫煙は亜鉛を大量に消費する

タバコを吸うことでビタミンが破壊されているという話は聞いたことがあると思いますが、それと同時に実は大量の亜鉛が消費されていたのです。喫煙により体内に活性酸素が作られ、それを体外に排出するために多くの亜鉛が必要になります

喫煙は現在生えている髪の状態が悪くなるだけでなく頭皮環境も悪化させてしまうので、できるだけ控えるようにしましょう。

汗をかきやすい人こそ亜鉛を意識して摂取しよう

これは体質的な問題ですが汗をかきやすい人もいると思います。新陳代謝が良いことは決して悪いことではないのですが、大量の汗とともに亜鉛は体外へ排出されてしまいます。汗をかかないように…ということは難しいので、できるだけ多めに亜鉛を摂取するよう心掛ける必要があります。

亜鉛を体内に多く摂取することも必要ですが、それと同じくらい無駄な亜鉛の消費を抑え頭皮環境の正常化に使用することも大事なことです。

適度な量の亜鉛を摂取すればハゲは改善される

亜鉛はハゲ改善にとって必要な存在です。亜鉛が欠乏してしまうと新しい毛髪の生成が望めないだけでなく、抜け毛の心配も出てきます。だからといって亜鉛の過剰摂取はかえって脱毛の可能性を引き起こしてしまうので適度な量を摂取し、効率よく髪の毛のために亜鉛を使用するよう意識しましょう。

また亜鉛は体内に吸収されにくいという性質上、食生活だけでなく日々の生活習慣を見直すことで出来るだけ体内に吸収させる必要があります。亜鉛の特性をよく理解した上で意識して亜鉛と付き合っていきましょう。ダイエットと称して肉類を食卓から除外することは毛髪にとってはマイナスです。普段の食生活から継続して亜鉛を摂取できるよう含有量の多い食品は必ず1品は献立に組み込むなど無理のない範囲で工夫してみましょう。

どうしても亜鉛の摂取が日々の食生活から摂取するのが難しいという人についてはサプリで栄養素を補うという方法も効果的です。ただしサプリで補給することは悪いことではありませんがサプリに頼りっきりになるのはあまりよくありません。普段の食生活を含め、生活習慣が乱れているとせっかく亜鉛を補給しても体外へ排出されてしまうので頭皮環境に優しい生活習慣を意識して正常な発毛サイクルを取り戻しましょう

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