円形脱毛症の原因と治療法を徹底分析!あなたの原因はどれ?

円形脱毛

知らぬ間に頭皮に円形脱毛が。。。初めて円形脱毛症になると、多くの方が驚きや戸惑いを隠せないことでしょう。
中には隠すことばかりに気を取られて、時間が経てば自然に治るだろうと考える方がほとんどです。

しかし、その円形脱毛症は初期症状であり、さらに広がる可能性が大いにあります。

初期症状の時こそ早期治療を行うことにより円形脱毛の改善の見込みは大きくあります。逆に初期症状の段階で放置をしてしまうと、重症化してしまい他の部分にさらに円形脱毛が増えると言ったことが起きます。

今回は、円形脱毛の原因と効果的な治療法についてご紹介していきます。

円形脱毛症は突如始まる

円形脱毛症は、ある日突然、普段では見られないような抜け毛が始まります。しかし、この段階では気付く人は少なく、脱毛部分の大きさが10円玉程になってようやく自覚症状が現れてきます。
また、自分で気づくというよりも、家族や同僚など、周囲の人に指摘されてから気付く場合の方が多い傾向があります。

しかし、気付いた時にはすでに遅いというわけではありません。

まだ初期症状の段階の可能性が大いにあるので、しっかりと事実を受け止めて治療することに専念しましょう。

円形脱毛症の原因は簡単に分かる

円形脱毛症の原因については様々な説がありますが、近年では大きく4つに分類されています。原因の種類に大きく差があるため、比較的簡単につきとめることができるので、早期改善も大いに見込めます。

自己流で治療をしようとする人ほど円形脱毛症は重症化してしまいます。
完治させるには原因を知ることが第一です。まずは原因をしっかりと見極めましょう。

では、4つの原因についてご紹介をします。

円形脱毛症の原因:1位 自己免疫疾患

円形脱毛症の原因として有力視されているのが「自己免疫疾患」です。自己免疫疾患とは、私たちの体を守ってくれている免疫系機能に異常が生じ、自分の体の一部分を異物とみなして攻撃してしまう病気です。

リンパ球が毛根を異物として認知して攻撃をすることにより円形脱毛症が発生してしまいますが、なぜそのような異常が起きているのかはいまだ明らかにされていません。

また、自己免疫疾患により円形脱毛症が発症している場合は、合併症として甲状腺疾患、尋常性白斑、SLE、関節リウマチ、あるいは重症筋無力症などの各種自己免疫疾患と併発する場合があり、この中でも甲状腺疾患を併発する人は約8%にも及ぶと言われています。

円形脱毛症の原因:2位 アトピー

アトピー性皮膚炎や気管支炎・アレルギー性鼻炎のいずれかを持っている人も発症しやすいと言われています。
円形脱毛症患者の約40%以上もの人がアトピー素因を持つと言われ、円形脱毛と深い関連があるとされています。

自分にはアトピー素因が無いと言っても、家族の誰かがアトピー素因を持っているのであれば円形脱毛症は誰にでもなりえます。

円形脱毛症の原因:3位 精神的ストレス

精神的なストレスを多く受けると、抵抗するために交感神経が活発に動きます。交感神経が活発に動くことで、心肺機能が活発になり、体温が上昇し、身体がストレスと戦う準備を始めます。
この状態が長く続いてしまうと、交感神経に異常をきたしてしまい、血管が収縮され、頭皮への血流が悪くなり毛根への栄養が行き届かなくなってしまいます。
結果、脱毛が引き起こされてしまうという事態に繋がってしまいます。

円形脱毛症の原因:4位 遺伝的要素

中国で行われた大規模な調査によると、円形脱毛症患者の約8%に同じ病気を抱えている家族がいると報告されています。
それが身近な人であるほど発症する確率が高く、同様に欧米でも行われた調査では円形脱毛症患者の一親等の発症率は、二親等以上の家族の10倍におよぶという結果が出ています。

このことから、円形脱毛症には遺伝的要因が関係する可能性が高いと考えられています。

円形脱毛症の推奨される治療法

円形脱毛症の治療法は多くありますが、根治に至る治療法は未だ確立されていません。

しかし、これまでに数多くの治療法が試され、効果の高さの立証がされています。ここでは現在医学的に推奨されている治療法についてご紹介します。

円形脱毛の治療法1:ステロイド局所注射

炎症や免疫機能を抑える効果のあるステロイドを脱毛部分に注射で注入する方法です。
主に単発型、多発性の成人患者に対してこの治療法が適用されます。ステロイド注射は高い発毛効果が期待される反面、副作用を発症する場合があるため、子どもに対しては行われません。
注射を行うことによる痛みと注射部位が陥没してしまうという副作用に対しての注意が必要になります。

円形脱毛の治療法2:局所免疫療法

人工的にかぶれを起こす化学試薬、スクアレン酸ジブチルエステル(SADBE)か、ジフェニルシクロプロペノン(DPCP)を使って、かぶれを起こさせることにより発毛を促す治療方法です。
始めは高濃度なものをつけて感作させ、2週間後に低濃度なものを塗布、その後至適濃度まで徐々に濃度をあげて治療が行われます。

この治療法は、比較的広範囲に脱毛している患者に対して行われます。子どもにも使用でき、約9割の人に発毛効果があると言われていますが、かぶれやじんま疹、リンパ節腫脹などの副作用を生じることがあり、加えてアトピー性皮膚炎、湿疹、じんま疹がある人は、一時的に症状が悪化する事があるので注意が必要です。
また、治療期間が半年から1年以上で、じっくり取り組む必要があります。

有効性があるとされている治療法ですが、日本では保険適応の認可が降りていないため、自費診療となります。

円形脱毛の治療法3:内服薬の使用

以下で紹介する内服薬は円形脱毛症の治療に使用され、効能が確認されているため、多くの方はまず、この内服薬を使って治療に取り組みます。

・ステロイド内服
・抗アレルギー薬(第2世代抗ヒスタミン剤)
・セファランチン
・グリチルリチン、メチオニン、グリシン複合剤

円形脱毛の治療法4:外用薬の使用

外用薬も同様に円形脱毛の治療として使用されている為、内服薬と併用して使われます。

・ステロイド外用
・塩化カルプロニウム外用
・ミノキシジル外用

円形脱毛症は早期発見・早期治療が大事

円形脱毛症は重症化してしまうと、多くの部分で発症してしまいます。また、完治したと言っても、再発する可能性もあり、非常にナイーブな病気の一つです。
円形脱毛を見つけた場合はすぐに皮膚科へかけつけ、適切な治療法を行って早期改善を目指しましょう。

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