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まだ間に合う!円形脱毛症の進化版「全頭脱毛症」の対処法

まだ間に合う!円形脱毛症の進化版「全頭脱毛症」の対処法

全頭脱毛症って聞いたことないな・・・円形脱毛症とは違うのかな?

みなさんは全頭脱毛症という病気を聞いたことはありますか?円形脱毛症は聞いたことがあるという人は多いと思いますが、全頭脱毛症は髪の毛のほとんどが抜けてしまうという円形脱毛症と比べてかなり重症で怖い病気です。これは性別や年齢を問わず、深刻な悩みを抱えていたり、免疫力の低下が原因と考えられています。

特に自己免疫疾患が原因で疾患した全頭脱毛症は長期間にわたる治療が必要になり、その際に使用される薬品は現段階では研究試薬のため副作用の可能性や保険適用外であるという高いハードルがあるのも事実です。そのため最近では漢方による治療にも注目するなど、あらゆる角度から最適な治療法を探しています。

全頭脱毛症は重症化しているので自宅治療は難しく、まずは専門医・皮膚科に相談することが大事です。最近では脱毛症外来や毛髪外来など専門外来を設けている病院や診療所もあり、受診する前にインターネットや電話などで直接医療機関へ確認をとることも出来るので、もし円形脱毛を見つけた場合は自分1人で悩まずに早めに専門医に相談してみましょう

全頭脱毛症は円形脱毛症が進化したものだった

全頭脱毛症とは文字通り髪の毛が全体的に抜けてしまう病気です。しかしいきなり髪の毛が抜け始める訳ではありません。最初はいわゆる「10円ハゲ」と呼ばれる比較的軽い脱毛症から始まります。今まで髪の毛には自信があった人でもある日突然小さな円形のハゲが出来てしまい、その範囲が広くなることで最終的に円形脱毛症になります。

全頭脱毛症のはじまり「円形脱毛症」にはストレスの自覚症状がない場合もある

円形脱毛症はストレスによる心身症の1つですが、現在なぜストレスによって脱毛してしまうのか?はっきりしたメカニズムはわかっていませんが、毛根の周辺にはリンパ球が集まっているため自己免疫疾患のひとつという説が有力のようです。

軽度であればストレスを解消するだけで再び髪の毛は生えてきますが重症化すると円形脱毛が1つだったのが2つ、3つ・・・と多発したり、ひどい場合は毛髪だけでなくまつ毛や体毛が脱毛することもあります。そうした重症化した人ほどストレスに対する自覚症状がないケースがあります。たまに「私はストレスを感じない」と言ううらやましい人がいますが、そういう人こそ要注意です!もしも1つでも円形脱毛を見つけたら重症化する前に医療機関で診察を受けましょう。

全頭脱毛症の原因はストレスと免疫力の低下

全頭脱毛症の原因は

  • 自己免疫応答
  • ストレスによる血行不良

主に全頭脱毛症は自己免疫応答もしくはストレスによる血行不良が有力な原因だと考えられています。実は全頭脱毛症の原因はまだ完全に解明されておらず研究が進められている段階で、日本皮膚科学会は髪の毛の組織に対する自己免疫応答が有力な原因ではないか?と円形脱毛症診療ガイドラインの中で示しています。

毛包由来の自己抗原をターゲットにした自己免疫反応が誘発されると想定される.

自己免疫疾患の合併が多いこと,免疫修飾作用のある治療法に効果をみることも自己免疫病因説を支持している.

引用:日本皮膚科学会 円形脱毛症 円形脱毛症の病態と診断,治療 4.AAの病因・病態

自己免疫応答

どちらかというと深刻で最有力とされているのが自己免疫疾患による全頭脱毛症のパターンです。通常は体内にウイルスが侵入しても白血球やリンパ球がウイルスを攻撃・排除してくれるのですが、免疫力が弱いと正常に働かなくなりリンパ球が自分自身の正常な細胞を異物とみなし攻撃してしまうことがあります。これを自己免疫応答と呼び、その際に起きた障害を自己免疫疾患と言います。

髪の毛に対する直接的な自己免疫応答により、リンパ球による毛根の細胞への攻撃が長期間続いた場合、髪の毛が抜けるだけでなく新しい髪の毛が生えてこなくなることで全頭脱毛症になると考えられているのです。

ストレス

血流が悪くなると髪の毛に必要な栄養素が十分に行き届かず、頭皮の健康サイクルが乱れることで髪が抜け落ちてしまう事がありますが、ストレスも血行不良を引き起こす十分な要因です。知らず知らずのうちにストレスは蓄積されていきます。いつまでも自分の中で溜め込まず、適度に発散しないと血流の悪さは改善されず全頭脱毛症になる可能性があります。

全頭脱毛症の治療

全頭脱毛症の主な治療法として日本皮膚科学会では「ステロイド局所注射」や「ステロイドパルス療法」があります。全頭脱毛症は局所注射は効果的な治療法ですが、脱毛範囲が広いため注射を頭全体に打つことは現実問題として大変なためステロイドの飲み薬による治療法を選ぶ人もいます。

それぞれの治療法は保険適用外で効果が出るまでの期間や考えられる副作用に違いがありますが継続的に治療可能な方法を選び、あきらめずに根気よく続けることが大事です。

ステロイド局所注射

1カ月に1回程度の頻度で、脱毛した部分にステロイド薬を注射する方法です。ステロイド薬には免疫の働きを抑えて炎症を和らげる作用があるためリンパ球による毛根への攻撃に有効とされています。

まれに注射した部位の皮膚が萎縮しへこんでしまう場合もありますが、医学的に発毛効果が認められている治療法という点は大きいです。

ステロイドパルス療法

ステロイド薬を短期間で多量に内服、または注射(点滴)する治療法です。短期間で劇的な効果を得られるのが特徴で、脱毛が早い段階だと脱毛範囲を小さくする効果や発毛効果が確認されています。

投薬中は免疫機能が一時的に低下するため、まれに感染症にかかりやすくなるという副作用の可能性はありますが、短期的に結果を得られる可能性が高いので副作用と呼ぶほどではないかもしれません。

あきらめなければ全頭脱毛症は治る!

症状が悪化する前にまずは脱毛症外来や毛髪外来へ相談してみよう!

円形脱毛症が進化した全頭脱毛症は自己免疫応答の場合もありますが、円形脱毛症も全頭脱毛症も共通してストレス起因による可能性があります。メカ二ズムの解析はまだ時間がかかりそうですが、ストレスは血行不良を引き起こし、血行不良は髪の毛に十分な栄養を与えないことはわかっています。ストレスは溜めないに越したことはありませんが意外と自分では気づかないものなので、万が一円形脱毛を見つけた場合は悪化する前に早めに医療機関へ相談してみましょう。

また現在全頭脱毛症に有効とされているステロイド療法についても副作用の可能性は捨てきれないものの、いずれも効果が認められている治療法です。また最近では漢方を利用した治療法にも注目されていますが、根治する訳ではないので再発の可能性は捨て切れません。保険適用外の治療が主流となりつつあり、まだまだ解決すべき問題は多いですが全頭脱毛症の治療に1番必要なことは必ず治ると信じて継続して治療に取り組む姿勢です。

自分だけでなんとかしようと思わず少しでも異変を感じたら迷わず医療機関に相談しましょう。現在医療界では少しでも相談されやすい環境づくりに取り組もうと脱毛症外来や毛髪外来など専門外来を設けたり、インターネットや電話で相談を受け付けている医療機関が多数あります。

1人で悩むことこそ大敵であるストレスを生み出すことにつながるので、しかるべき医療機関へ対応を委ねましょう。

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