AGA治療で出てくる「ミノキシジル」っていったいなに?その効果とは…
AGAについて悩んでいる男性は多いと思います。
最近では、専門外来を設ける医療機関も増えてきていますが「ミノキシジル」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
リアップなどにも配合されていることで知られていますが、本当に効果あるのか疑問がありますよね。
今回の記事では、ミノキシジルについて説明をします。
この記事の目次
ミノキシジルとは?
発毛剤の主成分であり、1988年にアメリカで厳密な臨床試験を経て有用性が確認され、医薬品として誕生しました。
もともとは1970年代後半にアメリカで血管拡張剤として開発され、血圧降下剤として使用されていました。
現在では、世界90ヶ国以上で承認され使われている、発毛に欠かせいない成分です。
ミノキシジルの効果
壮年性脱毛症における「発毛」「脱毛の進行予防」の効果があります。
細胞分裂を活性化させて髪を成長させる
ミノキシジルは直接毛母細胞にはたきかけ、細胞分裂を活性化させ髪の成長を早める効果があります。
効果が見られるまでは地道な使用が必要になりますが、AGA改善が期待できる治療薬です。
ミノキシジルとプロペジアの併用でさらに効果的
ミノキシジルをより効果的に使用するためには、経口育毛剤のプロペシアとの併用をおすすめします。
プロペシアは、脱毛防止剤で抜け毛を引き起こす成分を体内で阻害するはたらきがあります。
しかし、脱毛を防止しただけでは、期待値を超える効果は難しいですよね?そのためミノキシジルで発毛を促進し、プロペシアで脱毛を防止、お互いの長所を補うことで治療効果を効率よく発揮します。
実際に発毛治療を専門に扱う病院では、ミノキシジルとプロペシアを患者の状態に合わせ処方を行っているとろこもあります。
ミノキシジルの発毛メカニズム
毛髪は成長期・退行期・休止期の毛周期をもち、生えて抜けるサイクルを繰り返しています。
ミノキシジルは、毛乳頭細胞内のATP感受性カリウムチャネルを介して、毛母細胞の増殖を促し、毛髪の成長期を延長させます。成長期が延長した髪は、長い期間抜けずに頭皮に留まるようになり、さらに毛の本数は徐々に増えていきます。
成長期の延長に伴い毛の太さも増すので、ミノキシジルによる発毛が実現します。
ミノキシジル外用薬の使用について
ミノキシジルは塗り薬の「外用薬」と飲み薬の「内服薬」があります。
内服薬は、クリニックなどの専門機関でしか手に入らないので、正式な処方箋が必要になります。
外用薬は処方箋不要でドラッグストアやネットや通販で購入可能で、洗髪後に頭皮が清潔な状態で塗布することで薬剤の吸収が高まります。
しかし、もともと高血圧の治療薬なので、副作用で血圧が下がることがあります。外用薬として使う場合は気しなくても大丈夫ですが、万が一副作用がひどい場合は使用を中断して近くの病院を受診しましょう。
ミノキシジルには効果がある!
ここまでミノキシジルについてまとめましたが、いかかだったでしょうか?
アメリカの臨床試験で有用性が確認され、医薬品として十分効果があることがわかりましたね。
AGA対策を始めたい人、今の育毛剤で効果に満足していない人など、ミノキシジル配合の外用薬をおすすめします。