ただのフケではない、やっかいな粃糠性脱毛症。治療してバラ色の人生を

2018年10月3日

最近肩に落ちるフケが増えた、頭皮のかゆみが強くなったと感じる方はいませんか? そのまま放置してしまうと脱毛が進んでしまうかもしれません。脱毛を回避するために、粃糠性(ひこう性)脱毛症について知っておきましょう。

粃糠性(ひこう性)脱毛症とはどんな病気?

脱毛症にはさまざまな原因があり、また一番原因が不明確な病気であるとも言えます。粃糠性(ひこう性)脱毛症もその一つで、いまだ明確な原因や絶対的な条件はなく研究が進められている段階です。

粃糠性(ひこう性)脱毛症とはフケが異常な量で発生し、それに伴って脱毛が起きてしまう病気です。粃糠性(ひこう性)という言葉もなかなかなじみないのですが、「粃糠性(ひこう性)」は細かい米ぬか状という意味です。肩に落ちる白いフケが米ぬかのような形状なので引用されたとされます。

粃糠性(ひこう性)脱毛症は単独で生じる病気ではなく、脂漏性皮膚炎に関連されて生じた脱毛と考えることが良いでしょう。

粃糠性(ひこう性)脱毛症の皮膚症状と特徴

粃糠性(ひこう性)脱毛症の症状は、フケが主な症状ですが、普通にポロポロと落ちる量ではなく、白っぽい色からややグレーがかった色のフケが固まって落ちます。そのフケはいくら髪を洗っても減少することはなく、かゆみも軽減しません。

ときには髪の生え際が皮がむけた状態でカサツキがみられることもあります。脱毛の特徴は一気には抜けませんが髪質が細くなったり、徐々に髪の量が減っていきます。男女問わず発症しますが、統計的には男性に多く見られる脱毛です。

粃糠性(ひこう性)脱毛症を引き起こす原因

今のところはっきりとした原因がわかっていないので、仮説に伴って原因を排除していくしかありません。フケが増えることで粃糠性脱毛症に移行してしまう、そのフケを増やす原因は皮脂です。皮脂を増やす原因としていくつか挙げられます。

男性ホルモン

普段からも女性より男性の方が汗をかきやすい脂ぎる光景はよく目にするように、男性ホルモンが過剰に分泌されると皮脂も増える仕組みになっています。

またホルモンバランスが崩れると免疫力の低下を招きますので炎症が起きやすくなります。

睡眠不足やストレス

睡眠不足は寝ている間に分泌されるメラトニンを減らしてしまいます。メラトニンは抗酸化作用がありますのでフケを増やさない効果もあります。

またストレスは男性ホルモンの分泌を促進する原因にもなり、皮脂の増量を加速化してしまいます

食事

食事のバランスが悪い、もしくは脂肪分の多い食べ物ばかり食べていると皮脂も増えてしまいますし、頭皮に栄養が行きわたりにくくなります。

洗髪

刺激の強いシャンプーは頭皮を傷めてしまい乾燥もおこします。また洗い残しは菌の繁殖を促す結果にもなり、ターンオーバーを阻害してしまいます。

粃糠性(ひこう性)脱毛症の治療方法

かゆみに対する治療としては炎症をおさえてかゆみを除去しようという目的のもとでステロイド外用薬が多く用いられます。またマラセチア菌が真菌に属するため抗真菌薬のケトコナゾール外用薬の処方や、ビタミン剤、抗アレルギー薬の内服も追加されるケースが多いです。

外用薬では対処療法の役割にしかならないので、根本を変えていく、治していくという意味では生活改善が必要とされます。シャンプーの仕方はガリガリ、ゴシゴシと力強く洗うのではなくマッサージをするようないたわりの方法が良いとされますし、シャンプー選びにも気をつけなくてはなりません。化学成分が多い物よりはアミノ酸中心の無添加製品やケトコナゾール入りのシャンプーを使用することがよいとされます。

食事はビタミンB2やビタミンB6の成分が多く含まれている食品を中心にバランスの良い内容に変える、脂質や糖質の多いものは食べ過ぎないなどの配慮が必要です。

ストレスは天敵となりますので、自分なりの解消方法を探すことが先決ですね。ストレスを増やさないということは不眠症からも回避できますし、炎症に勝てるような免疫機能を高めることにもなります。

粃糠性脱毛症(ひこう性脱毛症)にならないためには

粃糠性脱毛症(ひこう性脱毛症)を予防するためには、毎日の生活習慣を意識することと、頭皮に対しては低刺激系を再優先に考えることで予防につながるのではないでしょうか。

毎日の生活習慣で再発予防

予防方法はストレスを溜めないようにする、定期的な運動をして代謝を安定させる、野菜中心のバランスの取れた食事をする、シャンプーはアミノ酸系シャンプーを使う、ということです。健康的な食生活と運動習慣で基本的には粃糠性脱毛症を予防することが可能ですが、再発しやすいという点もあるため、毎日のシャンプーは市販の刺激の強いものは避けてアミノ酸系シャンプーを使うのが重要です。

頭皮に対しては低刺激系を再優先に考える

一度粃糠性脱毛症になると、そのあとも体調不良やストレス、シャンプーを市販の刺激の強いものを使うなどするとまた再発する可能性が高くなります。良くなってもしばらくすると再発するということも珍しくないため、生活習慣を正すこと、シャンプーはアミノ酸系の低刺激のものを使うなどして再発防止をする必要があります。

粃糠性(ひこう性)脱毛症とは無縁な快適な人生を送りましょう

日頃からの頭皮ケアや、生活週間を見直すことで粃糠性(ひこう性)脱毛症を防いだり、治したりすることができます。この記事で挙げた治療法や予防法を参考にして、粃糠性(ひこう性)脱毛症とは無縁な快適な人生を送りましょう。

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