ヘアサイクルを改善!必要な期間とその対策に迫る

2018年11月9日

「その柔らかそうな頭はやっぱりベビーシャンプー使ってんスカ?」って後輩からのディスりに影で泣きっぱなしのカイロス井上です。

ヘアサイクルってご存知ですか?あまり聞き慣れない言葉の方もいるでしょうが、髪の毛ってずーっと伸び続けるわけではないようです。
筆者は普通に伸び続けるものだと思っていたのですが、違うらしいので今回ちょっと調べてみました。

ヘアサイクルのしくみ

髪の毛にも生涯というものがあります。生まれてから死ぬ(抜け落ちる)までが髪の毛の一生です。
その同じ毛穴から新しい髪の毛が産声を上げてその生涯を全うします。その繰り返しが「ヘアサイクル(毛周期)」なのです。
つまり髪の毛は抜けて当たり前で、いつも生え変わっているのです。

そんなヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」の3つの期間に分けられています。

成長期

新たな毛根から毛が成長し、太く長い毛が育つまでの期間、それが「成長期」。髪の毛の約90%がこの成長期の状態だといいます。

髪の毛は毎日0.3〜0.5mm伸びると言われています。1ヶ月で1.5cm、1年で18cmほど伸びる計算になります。結構伸びるもんなんですね。
そしてこの成長期の期間は4〜6年続くと言われてますので、最長1mですか!
これならおじさんでもティモテごっこ出来るじゃないですか!あ、古くてすいません。

退行期

成長期を終えると、髪の毛はその成長が弱まり「退行期」に入ります。約2週間かけて毛根が小さくなりその役目を終えます。
退行期はあくまでも成長が止まるだけで、まだこの段階では髪の毛が抜け落ちる段階ではありません。髪の毛全体の5%ほどが退行期の状態です。

休止期

退行期で成長が弱まった髪の毛は、休止期に入ると完全に停止します。言い方は悪いですが、生涯を終えた状態ですね。
新しい毛根が次の髪の毛を成長させる成長期に入るまでの数ヶ月間はそのままの状態で存在します。
新しい髪の毛が成長しだすと、古い髪の毛を新しい髪の毛が押し出すことで新しい髪の毛と入れ替わっていくのです。
このときに押し出された髪の毛が「抜け毛」と言われる状態です。

ヘアサイクルは一生で15回が限度!

人間はこのヘアサイクルを一生涯繰り返していくのですが、実はヘアサイクルには回数が決まっているそうです。コレなんとたったの15回!!

15回って言われると凄く少ない感じがありますが、成長期に5年・退行期に2週間・休止期に半年ほどかかるとするならば、ヘアサイクルはだいたい6年くらい。
6年×15回 = 90年という期間、髪の毛が存在することになります。そう考えると十分すぎるサイクルで髪の毛は成長を繰り返してくれているわけです。長生きはするものですね。

ヘアサイクルが乱れる原因

薄毛や抜け毛の症状というのは、このヘアサイクルが乱れて短くなってしまうことで起きています。
成長期で十分に育つことが出来ないまま、退行期に入ってしまうことでサイクルが短期間になってしまう状態なんですね。

なぜ成長期に十分な成長を迎えることが出来ないのか?その理由はいろいろと考えられています。

加齢によることが原因

加齢によって毛根にある毛母細胞(髪の毛の素)の活動がどんどん低下していきます。この低下により退行期・休止期の髪の割合が増えていってしまいます。
こればかりは逆らいようのない出来事ですよね。

頭皮ケアが正しく出来ていない

日に何度もシャンプーで洗うとか、洗う際に爪を立てて皮膚を傷つけちゃうとか、キチンと洗い流せていないとか間違った頭皮ケアをしていることはありませんか?
正しい頭の洗い方が出来ていないだけでなく、頭皮に合わないシャンプーや育毛剤を使うことも頭皮を痛める結果となります。

その結果栄養が髪の毛に届かずに成長が停滞してしまいます。

ストレスによるダメージ

日々生活していくなかでストレスは切っても切り離せないものです。大きなストレスは、頭皮にとって非常に影響を与えてしまいます。
脳は、ストレスを感じると交感神経を刺激して、血管を収縮してしまいます。それにより血流が悪くなり、結果栄養不足となった髪の毛が抜け落ちてしまいます。

髪にとってストレスは非常に悪影響を与える代物なのです。

生活習慣の乱れで髪の栄養不足に

就寝時間がいつも深夜だったり、不規則な食事・暴飲暴食など生活習慣の乱れはストレスと同じように血流を悪くしたり、髪への栄養が足りないなどの状態を作り出してしまいます。そうなれば十分な成長が望めずに抜け落ちてしまうのです。

悪玉男性ホルモンの大量発生

男性ホルモンの「テストステロン」と「5α-リダクターゼ」が結合することによって生まれる悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が、髪の毛の成長を阻害してヘアサイクルを短めてしまうのです。

ヘアサイクルが短いと最悪15年で毛根は枯れる

上記理由などにより、ヘアサイクルが短くなってしまうと、通常ヘアサイクル6年のところが1年ぐらいのサイクルまで短縮されてしまうのです。ヘアサイクルの回数は決まってますから、1年×15回でたったの15年でその毛根は生涯を終えてしまうことになるのです。

そうなってしまった毛根からはもう髪の毛は生えてきませんから、つるつる頭になってしまうのですね。そうならないためにもヘアサイクルを正常に改善していく必要があるのです。

ヘアサイクルの改善方法

では短くなってしまったヘアサイクルをどうやって正常なサイクルに改善していくのでしょうか。前述した原因を取り除くことがもちろん基本です。ストレスであればストレスを解消して行く必要があるし、生活習慣が乱れているのであればそこを正していく必要があります。
しかしAGAのような男性ホルモンが原因によるものだと、努力だけではカバー出来ない部分が出てきてしまいます。

薄毛治療を行う

「フィナステリド」や「デュタステリド」という医薬品が現在AGAの治療薬として使われています。非常に効果的な薬として有名です。

フィナステリド(finasteride)は、アメリカメルク社が開発した抗アンドロゲン薬。2型5-α還元酵素を阻害して、男性ホルモンテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に転換されるのを抑制する。高用量(5mg/day)で前立腺肥大症・前立腺癌に対して抑制的に作用する。Proscar等の商品名で海外で販売されているが[1]、日本では前立腺の治療薬としては未承認。
低用量(0.2または1mg/day)で、男性型脱毛症(AGA)に対して脱毛抑制効果を認め、プロペシア(Propecia)の商品名で多くの国で発売されている。プロペシアの日本での特許は2015年に切れており、各社から後発品が発売されている。
引用:Wikipedia

デュタステリド(Dutasteride)は、テストステロンからのジヒドロテストステロン(DHT)生成を阻害する5α-還元酵素トリプル阻害薬(英語版)である[1]。前立腺肥大症および男性型脱毛症の治療に用いられる。商品名はアボルブ(前立腺肥大症)、ザガーロ(男性型脱毛症)。
引用:Wikipedia

悪玉男性ホルモンの生成を抑制してヘアサイクルを正常化することに非常に高い効果をもったフィナステリドやデュタステリドですが、「薬も過ぎれば毒となる」ということわざがあるように、この薬には副作用があります。

肝機能障害、性欲減退、勃起不全などが主な副作用として見つかっています。これらのリスクがあるという部分を理解した上でご利用になることをオススメします。

5αリダクターゼを抑える成分入り育毛剤を使う

医薬品である場合は、大きな副作用というリスクを背負うことになりますが、医薬部外品である場合は違います。副作用がほぼないということがその理由なのですが、その分医薬品と比べて効果は落ちることになります。

しかし、最近の育毛剤などはAGAの原因である「ジヒドロテストステロン」の生成に必要な「5αリダクターゼ」を抑制する成分入りが多くなってきているので期待できます。リスクを抑えたい場合は育毛剤などの使用をオススメします。

改善した後、正常化に要する期間は6ヶ月

さて、実際に薬や育毛剤などを利用した場合に、どれぐらいの期間で結果が出るのでしょうか?
改善を始めてから新しい健康な髪が生え変わるまでに、短いサイクルの中で育ったか弱い髪の毛が退行期を迎え、休止期になって抜け落ちるまでの期間がだいたい6ヶ月かかると言われています。

ですので、改善し始めたのに効果が見られないといって直ぐに諦めてしまうのは早計なのです。その効果を確認する6ヶ月間は信じてケアを行っていきましょう。

まとめ

今回、よく知らなかった「ヘアサイクル」を調べてみて感じたことは唯一つ。
ヤバイと思って放置することがいかに危険なのか』ということ。

15回のヘアサイクルを理想的な90年という期間活動できるように、大切なケアを怠らずにしっかりとやっていきたいと思います。

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