【朗報】早期発見・早期治療で完全回復!円形脱毛症はホイミを唱えられなくても治ります。

2018年9月20日

なんの前兆もなく、突然症状が現れるケースが多い円形脱毛症。その原因はさまざまですが、最近では自己免疫疾患との関連がもっとも深いのではないかといわれています。
円形脱毛症には多くの種類があり、それぞれの症状の進行状況も異なるため、各症状に合わせた対策が必要となります。
そこで今回は、円形脱毛症の症状の特徴と原因、皮膚科で行う治療およびセルフケアの方法についてご紹介します。

円形脱毛症の原因

円形脱毛症の原因については、様々な説が提唱されています。近年では、“髪の毛の毛根組織に対して免疫機能の異常が発生”する「自己免疫疾患」を原因とする説が有力です。

免疫機能の異常を発生させる要因としては、疲労や感染症などの肉体的・精神的なストレスや体質的な素因があります。
それらも含め、円形脱毛症の原因になると考えられているものを、以下に紹介しましょう。

アトピー素因

アトピー素因とは、アトピー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支炎、アレルギー性鼻炎のいずれか)を持っている人のことを言います。円形脱毛症患者の40%以上がアトピー素因を持つと言われ、半数以上が本人もしくは家族にアトピー素因が認められるなど、深い関連があるとされています。

精神的ストレスによる影響

円形脱毛症の発症要因のひとつとして、「精神的ストレス」が挙げられます。

精神的ストレスを受けると、それに抵抗するために交感神経が活発に動きます。交感神経は、心肺を早く動かしたり体温を上げるなどの働きがあり、身体がストレスと闘う準備をしてくれます。

このとき、ストレスが強すぎたり長く続いたりすると、交感神経に異常をきたします。その結果、血管を収縮させ、頭部への血流が悪くなり、毛根への栄養補給が行き届かなくなって脱毛が引き起こされると考えられます。

また、ストレスは、毛根への栄養補給を妨げるだけでなく、「自己免疫疾患」や「内分泌異常」などのさまざまな疾患を誘因することもあります。

遺伝的要素

中国で行われた大規模な調査によると、円形脱毛症患者の約8.4%に、同じ病気を抱えている家族がいると報告されています。それは親等が近いほど発症率が高く、欧米の調査でも、円形脱毛症患者の一親等の発症率は、二親等以上の家族の10倍におよぶという結果が出ています。このことから、円形脱毛症には遺伝的要因が関係する可能性が高いと考えられています。

円形脱毛症の種類

円形脱毛症にはいくつかの種類があり、それぞれのタイプにより、形状や抜け方が異なります。 ここでは、タイプ別にその特徴をみていきましょう。

単発型

円形脱毛症の中でももっとも発症率が高く、かつ症状も軽いものが「単発型」です。 単発型の特徴は、円形または楕円形の小さ目の脱毛斑が1カ所にできます。
単発型は自己免疫疾患やストレスなどが主な原因と考えられており、多くの場合は特別な治療は必要なく、ストレスが解消されていくと共に自然と症状も収まる傾向があります。

多発型

円形脱毛斑が2カ所以上発生するタイプが「多発型」です。
同じような大きさの脱毛斑が1度に2カ所にできたり、最初は1つしかなく、それが改善した後すぐにそれとは異なる場所に脱毛斑ができたりするケースもあります。 また、複数の脱毛斑が結合し大きくなることもあり、それは「多発融合型」として分類されます。

蛇行型

後頭部や側頭部の生え際にできた複数の脱毛斑が徐々に結合し、帯状に広がるタイプを「蛇行型」といいます。
範囲が広くなるため、治療期間が長期になるケースが多いものこのタイプの特徴です。

全頭型

多発型が頭部全体に広がり、髪の毛の大部分が抜け落ちてしまうものが「全頭型」です。 単発型から多発型に進行し、最終的に全頭型に変化してしまうケースがあります。
非常に治りにくいため、治療が長期にわたるケースがほとんどといえます。
しかし、このタイプは段階を踏んでゆっくりと進行するため、一気に髪の毛が失われるというようなことはありません。そのため、早期に治療を行うことで回復する例も少なくありません。

汎発型

頭髪だけでなく、まゆ毛やまつ毛、ワキ毛などの体毛が抜け落ちてしまうタイプが「汎発型」です。円形脱毛症の中でもっとも重症なタイプといわれており、全頭型と同様、治療期間は長期にわたります。
このタイプも段階を踏んで症状が拡大するのが特徴のため、早期治療する必要があります。

円形脱毛症を治すには

円形脱毛症が認められたら放置せず、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。 ここでは、皮膚科で実際に行われている一般的な円形脱毛症の治療法をご紹介します。

ステロイドの投与

単発型や繰り返して脱毛部分が拡大した多発型の脱毛斑に、直接注射でステロイドを注入するという治療法です。
ステロイドとは、炎症や過剰な免疫反応を抑える効果の高い治療薬のことです。 高い治療効果は認められていますが、注射時に痛みが生じたり、注射跡が残る可能性があったり、発熱などの副作用リスクも低くないため、子どもの脱毛症に使用されることはほとんどありません。

内服薬の服用

円形脱毛症の治療には内服薬が処方されることも多くあります。
単発型、軽度な多発型などに多用されることが多いのは、アレルギー反応を抑制する作用が高い「セファランチン」や「グリチルリチン」です。
その他、成人の場合はステロイド内服薬や、メチオニンなどの抗ヒスタミン剤なども処方薬としては主流となっています。

外用薬の塗布

内服薬と併用して「塩化カルプロニウム」や「ミノキシジル」などの外用薬による治療も一般的となっています。
内服薬と同様、単発型や軽度な多発型の症状に対しての治療法です。

冷却治療

異常反応を続ける免疫機能を抑える目的で「ドライアイス」や「窒素」などを脱毛斑に直接あてて冷却し、毛髪の再生を図る治療法となります。
冷却する際は頭皮に多少の痛みは生じますが、副作用がほとんどないため、リスクの少ない治療法といえます。

紫外線治療

紫外線治療は、円形脱毛症のほか、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬(かんせん)などの皮膚病などに対しても行われている治療法です。
「PUVA治療法」「ナローバンドUVB療法」「エキシマレーザー療法」などがあり、いずれも紫外線を照射することで免疫作用を抑え、毛根の再生を促すことを目的とした治療法となります。
回数や頻度は症状により異なりますが、一般的には2週間に1~6回程度、数カ月に渡って照射治療を行います。

円形脱毛症の自宅でできる対策

円形脱毛症のケアと対策は、自宅で簡単に行うことができます。
「円形脱毛症は認められないが抜け毛量が目立ってきた…」という状態であれば、次に紹介するセルフケアを実践してみましょう。

頭皮マッサージ

頭皮マッサージを行い血行が促進されることで、毛母細胞に栄養素を送りやすくする効果が期待できます。
頭皮の血流を常に万全にしておくためにも、シャンプー時やお風呂上がりなどに、頭皮を指でやさしくもみほぐすマッサージを習慣化するようにしましょう。

シャンプーを変える

シャンプーは、頭皮にやさしくアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
アミノ酸系のシャンプーは、皮脂や毛穴の汚れなどを少ない刺激で落としてくれます。
頭皮環境が良くないと感じている方は、ぜひアミノ酸系シャンプーに変えてみてください。

食生活の改善

頭皮に良い食生活を送るには、脂っこいものや塩分・糖分過多のものは極力控え、バランスの取れたメニューを意識することが大切です。
髪の毛の生成に欠かせないタンパク質やアミノ酸、ビタミンなどが豊富な食材を積極的に摂取することで、弱った毛母細胞の力が回復する可能性が高まります。

適度な運動

また、適度に体を動かすことでストレス発散にもつながるため、健康な頭皮環境を作るうえで運動は欠かせません。

円形脱毛症は早めの治療を!

今回は、円形脱毛症の症状の特徴と原因、皮膚科で行う治療およびセルフケアの方法についてご紹介しました。
円形脱毛症は、症状が軽いものから克服が難しい重度な症状まで、さまざまなタイプがあります。しかしどのタイプであっても、単発型から段階を踏んで進行するため、突然発症するということはありません。そのため、早期発見・早期治療を目指せば多くの場合は回復するといわれています。
抜け毛量が気になり出したら、まずは頭皮全体をチェックし、円形脱毛症があるかどうかを確認するようにしましょう。

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